伊豆大島ジオパークについて:伊豆大島ジオパーク推進委員会からのお知らせ

推進委員会からのお知らせ

2017年11月04日

つばき小学校 校外学習 「伊豆大島ジオパークを歩こう!」

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今週木曜日、実に心地よい秋晴れのもと、
つばき小学校5・6年生、計38名の子どもたちと三原山に登ってきました!
ガイド役は認定ジオガイドやジオパーク推進委員、気象庁職員の計4名。
4グループに分かれたことで、子どもたちとじっくり対話しながら案内することができました。

今回用意したのは、A6サイズ中綴じ16ページのこちらのテキスト。
コース上で出会うポイントから13問のクイズをつくりました。
また、歩きながら見つけた火山観測機器と避難壕は「正」の字を記入して数えていくことに。
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1986年A溶岩流の上では、トゲトゲ・ゴツゴツのアア溶岩を体感してもらった後、
「土ではない、こんなゴツゴツ溶岩の上でも、いち早くたくましく育つ植物がいるんだね〜」 と
イタドリとススキを紹介。
「イタドリの種がきっと落ちているよ。探してみよう!」 と声をかけると子どもたちは真剣になって探し、
溶岩の隙間に見つけた種の特徴を尋ねると、
「大きさは?」 「小さい!」、 「重さは?」 「軽い!」、
「見た目はどう?」 「葉っぱみたいのがついてる!」、
「そうだね。羽根だね。小さくて軽くて羽根がついているということは?」 「風に飛ぶ!」
おおお、すごい!
「風で飛ぶから広い範囲にたくさん散らばるし、溶岩の隙間にうまく潜り込んだら今度は動きづらいから、
 しっかり根を伸ばして芽を出すことができるんだね〜」 といった感じで、話が展開していきました。

黒い石(スコリア)を手に取って「なぜ穴だらけなんだろう?」
「この穴には何が入っていたのかな?」 という問い掛けには、「気体?」 という回答が。
縄模様の溶岩ができた理由も 「下の方(先端の方)が先に固まったから?」、
山頂火口で噴気に気づいたので、「あれは何だと思う?」 と尋ねていくと
「蒸気」 までしっかりたどり着きました。

避難壕に関しては、やはり最初は 「溶岩流から身を守るために避難する場所」 という答えでしたが、
「空から石が降ってくる」 という状況まで予想してもらえました。
そして、コース上の二つ目の避難壕まで来た時に
「最初に見たトンネルとこのトンネルの中間くらいを歩いていたときに、万が一、
 噴火が起こったらどっちに逃げる?」 と尋ねると、
「最初にあったトンネル!」 「どうして?」 「山に近い方だと噴石がたくさん飛んでくるから!」
「なるほど、そうだね。しかも、飛んでくる石の大きさも火口に近い方が大きいね」 なんて
会話につながっていきました。

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クイズの正答や、ステキな答えを言ってくれた場合には、ジオカードまたは缶バッジをプレゼント。
缶バッジにした伊豆大島ジオパークのキャラクター、
「ヒラリ、ザブン、ドカン」 の名前は、みんな覚えていてくれました!

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海の向こうに富士山もよく見えました。

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昼食場所には時間差で到着。キラキラのススキに囲まれ、全グループがゆっくり休憩。

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ザクザクのスコリアの斜面をすべるように歩き、
溶岩の上をひょうひょうと渡り歩き、ススキの中に溶け込んでいく...

なんと、5年生のあるグループでは、キラキラのススキをまとう三原山を見て、
「ジオパークの宝だ!」 「写真を撮ってジオパークのポスターにしたらいい!」
と言ってくれたそうです。

火山や地球に関心を抱き、この美しい風景を誇りに思い、大切にし・・・・
そんな島の子どもたちからいつか火山学者やガイドさんが育ってくれたらと、
心から願っています(R)

posted by STAFF at 07:09 | 防災・教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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